病気と医療


病気と医療
📚 私たちは売りたくない!”危ないワクチン”販売を命じられた製薬会社現役社員の慟哭
著者:チームK
発売日:2024年9月18日

おすすめ度:

評価 :5/5。

🎉🌟


私たちは売りたくない!

 日本で一番ワクチンを販売している製薬企業Meiji Seikaファルマの現役社員グループによる内部告発本、という点で極めて意味のある本です❗️❗️
 2021年9月に同僚社員がコロナワクチン接種後に死亡したことにショックを受けて、彼の死を忘れまいとの思いから勇志を結成し、「チームK」と命名。今後、インフルエンザワクチンを始めとする多くの主要ワクチンが遺伝子製剤化する見通しであること、また次世代型mRNAワクチンと称される自己増殖型(レプリコン)ワクチンの安全性は未だ確認されていない事実を広く伝え、新たな薬害の発生を防ぎたいとの思いを共有されています。

  • 「不活化ワクチン」「弱毒化ワクチン」「組換えタンパクワクチン」などの従来のワクチンは、開発に10年以上かかり、しっかりと臨床試験に時間をかけて安全性の確認が十分に行われてきた。短期的な副反応だけではなく、生殖や世代を超えての遺伝的リスクを含めた長期的なリスクもきちんと判断する必要があった。
  • 65歳以上で、ワクチンの接種回数をほぼ同一基準で比較すると、新型コロナワクチンによる接種後死亡者数は、従来のインフルエンザワクチンと比較して優に100倍を超える差がある。
  • 新型コロナワクチン以外のこれまでの全てのワクチン、接種回数は軽く10億回を超えているワクチンの健康被害救済制度の認定数を、接種開始からわずか約3年半ほどのコロナワクチン(接種回数4億回)の認定数が大幅に上回った。しかも、申請されているものの、審議さえされていない事例が多数残っている。
  • ワクチン後遺症の症状は多様かつ複層的変移し、症状の持続期間は極めて長期にわたる。倦怠感、疲労感、集中力低下、睡眠障害、不安感、めまい、頭痛、手足のしびれ、脱力感、息苦しさ、首や肩のこり、記憶障害、手足の筋力低下、動悸、関節の痛み、頭重感、胸痛、抑うつ、耳鳴、食欲低下、情緒不安定、体重減少、視力低下、筋肉の痛み、発汗異常、微熱、下痢、全身の痛みなど。
  • 従来の全てのワクチンとは比較にならないほど多くのコロナワクチン接種者に「高熱」「倦怠感」「頭痛」という副作用が出ている。厳しい副反応を示す接種者の多さが、重篤な副反応の多さ、接種後の死亡の多さに繋がっているのではないか!?(ハインリッヒの法則
  • 2024年7月までの予防接種健康被害救済制度において、すでに10代20代の若者を中心に、500件以上もの心筋炎・心膜炎の健康被害事例が認定を受けている。
  • 本来であれば、2件目の死亡事例が発生した時点で、コロナワクチン接種は一旦中止。そして広く注意喚起をして徹底調査をするのが、食品業界や医療業界の常識である。しかし、なぜ今もなお接種事業が継続されているのか?
  • ワクチンが社会に登場するまでの異常に速いスピード有効性の検証が不十分過去に例がないほどの副反応のきつさ厚労省自身による、業務停止レベルの誤情報の意図的拡散死亡事例が出ても接種中止とならず、事業継続の判断有効期限の度重なる異例なる延長 など、どの点をとっても、従来のワクチン行政から考えると常識外である。
  • 大半の医師はワクチンの専門家ではないし、ワクチンについて詳しくない。そのため、mRNAタイプのワクチンが登場してからは、誰にも頼らず、自分自身でワクチンについて学ぶ必要がある。
  • 「企業のワクチン製造工場」で製造した抗原を外から人間の体内に入れるのが従来型ワクチン。人間の体内に抗原の遺伝子情報を入れ、自分自身の細胞内で抗原を作らせるのがmRNAワクチン。mRNA自体を体内で増殖させ、より多く抗原を作らせるのがレプリコン(自己増殖型)ワクチン、である。
  • mRNAがワクチンが厳しい有害事象を引き起こす機序は、①不安定なmRNAをくるんでいるLNP(Lipid NanoParticle 脂質ナノ粒子)が全身の器官で炎症を起こす ②mRNAワクチンが細胞内で産生させる抗原のスパイクタンパクそのものに強い毒性がある(全身の血管内で血栓を生じさせる) ③スパイクタンパクを作る自分の細胞自体が、自分自身の免疫から「ウイルス感染細胞」と見なされて攻撃され、自己免疫疾患を引き起こしたりIgG4抗体が誘導されるなど、逆に免疫抑制に関与して「帯状疱疹」や「ターボ癌」などを引き起こす。
  • 従来型のワクチンは「抗原量」の厳しい基準が設けられているが、mRNAワクチンの場合、抗原は「スパイクタンパク」であり、どれほど体内で製造されるか、個人差がどれほどあるのか、全く分からないため、「抗原量の基準」など存在しない。
  • 自己増殖をストップする指示がない遺伝子情報をワクチンとして体内に入れて、無限に増幅するのではないかという不安に対して、しっかり払拭できる科学的根拠は、まだ存在しない。
  • 自己増殖型mRNA技術」で、2024年秋冬の定期接種でのレプリコン先行参入成功⇨コロナワクチンとインフルエンザワクチンの一体型(フルロナ混合ワクチン)への参入⇨がん領域、免疫疾患領域への展開、といった事業展開が予定されている。

 医師よりもワクチンの有効性や副作用に関するデータをよく知る製薬企業の社員が、全力でmRNAワクチンやレプリコンワクチンへ警鐘を鳴らしているのが本書なのです😡💢

📚 303の文献から判明したパンデミック 13のひみつ
著者:ロバート・F・ケネディ・ジュニア
発売日:2024年6月30日

おすすめ度:

評価 :5/5。

🎉🌟


パンデミック 13のひみつ

📚 ”日本最大のタブー”に斬り込む! 過剰医療の構造
著者:藤井聡
発売日:2024年2月1日

おすすめ度:

評価 :5/5。

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過剰医療の構造

 「過剰医療」問題が隠蔽され続けてきたのは、100兆円規模にも及ぶ病院や製薬メーカー、保険会社といった医療関連業界にとって、それが「不都合な真実」だったからです。彼らは医療が過剰であればあるほど、利益を拡大できるのです。しかも彼らは常に、戦後日本を覆う「生命至上主義」という空疎なイデオロギーで正当化され続けました。これがあれば、過剰医療の批判者たちを常に「生命を軽んじる人非人」扱いし、無力化できるのです。
 医療業界の専門家たる医師たちが、正当か否かは全く別にして、あらゆる批判を彼らの専門知識でもって悉く論破して「みせる」ことも可能なのです。こうして過剰医療問題批判というタブーは、鉄壁とも言えるガードによって守られ続けてきましたが、多くの国民がそんな「戦後最大」のタブーの存在に気づき始めたのが、「コロナ騒動」でした。
 本書を読めば、「過剰医療」の存在を明確に理解できるでしょう。

  • 医療には急性期医療と慢性期医療があって、日本はほとんど慢性期医療になっている。財政破綻した夕張市では、病床が大幅に減ったが、代わりに在宅医療が展開され機能した。過剰医療が適正化され、健康被害は全くなかった。
  • 病院、製薬、保険の三つの業界にビジネス主義、拝金主義が入ってきて、人間の命、健康をダシにした巨大マーケットが作られているのがアメリカの実情で、日本もそれにどんどん近づいている。
  • 社会保障費の内訳は、年金60兆円、医療40兆円、介護13兆円、その他。医療費の内訳は入院四割、病院の外来二割、町医者二割、薬二割。
  • 医師に対するアンケートで、「患者の幸福」よりも病院の利益(「病院の利益の最大化」「満床を目指す」「訴訟クレームの回避」)を大事にしている医者が三割以上いた。このようなアンケートには強力な心的バイアスがかかるので、実際にはもっと多い。必ずしも必要のない入院や検査、治療の誘導が、病院の経営のために一定数存在している。
  • 武漢型の新型コロナウイルス出現後の変異のパターンは明らかに人為的であり、誰かが実験によってつくり出したことは明らかである。オミクロン株にはシステマチックに変異が入っており、ランダムな形跡は全くない。
  • 毒性のある人工合成のウイルスがばら撒かれたら、パンデミックも起こり得る。そんなウイルスのデータが出てきたのに、学会でも議論そのものがタブー視されている。新型コロナウイルスが人工的にできた可能性があるという論文については、情報統制が非常に厳しく、審査すらされない。
  • 医学部には、自由の学風とかアカデミズムはない。京都大学をはじめとした国立大学の主任教授は強大な権力を持っており、彼らのアイデンティティは「京都大学」よりもむしろ「医療業界」の方により濃密に基礎付けられている。
  • 特定の「科学的真実」を巡る議論を医学界が「タブー」とみなし、封殺する。医学界は、スーパー・グローバル企業である巨大製薬会社や巨大なキャッシュが循環する医療業界から巨大な支配的影響力を受けている。
  • 世間は医師たちを信頼し、権威を付与し、言論人たちも決してその権威を疑うような言論を展開してこなかった。その結果、政治家・大学教授・学校の先生などあらゆる権威が失墜していった平成、令和の日本において、いまだに医師だけは特権的な権威が付与される状況にある。
  • コロナ騒動で政府を中心としたあらゆる組織、店舗、会社、学校が実際に人々のさまざまな活動を「自粛」することを要請、強制するようになっていった。そのパニックの中心に位置しているのは、間違いなくコロナの恐怖を煽り続けている一部の医師たちだ。
  • 「過剰医療」というのは、「本来求められる適切な水準の医療行為」を超えて行われる医療行為だ。入院しなくてもいい患者を入院させる、施さなくてもよい治療行為を行う、必要以上に病院に来させる、過剰な薬物の投与、必要以上の日常生活の制限を加える、など。コロナ禍では、過剰な自粛要請や、過剰なワクチン接種強要など。
  • 「八割自粛」や「緊急事態宣言」等をはじめとしたコロナ対策は、適正医療水準を超過し、人々の健康と社会的厚生水準を低下させる広義の「過剰医療」であった。
  • 過剰医療の背景に「対象とする病の治療だけを考える異様な医療文化」、患者の全体の健康を度外視する不条理かつ悪質なる「専門医制度」がある。
  • それに加えて過剰医療の背景に、医療業界の「金儲け主義」が潜んでいる。コロナ騒動において最も巨大な利益を上げているのが、ワクチンメーカーであり、コロナ患者を診察し、PCR検査を推進した病院であり、そこで勤務する医師たちであった。コロナ特例で医療業界はまさに前代未聞、異例の増益となっているのだ。
  • コロナ補助金が削減されかねない感染症法の二類から五類への変更が、諸外国に比して我が国において著しく遅れたこと、PCR検査やワクチンが徹底的に推奨されたことの背景には、医療業界における「金儲け主義」が存在していたのである。
  • 専門医においては、町医者よりも「過剰医療」が行われる傾向が拡大する。専門医制度は金儲け主義の「温床」となる。専門医の責任感は、当該の専門の病の治療であり、他の病の治療やトータルの健康の増進ではない。
  • 戦後日本に蔓延した生命至上主義が、とりわけ末期医療において激しく「過剰医療」を加速させることになった。金儲け主義者たちにとって死に瀕した患者は全員、「金のなる木」となるのである。
  • 医学的知識についての、医師ー患者間の圧倒的格差が、医師が過剰医療の「過剰性」を「隠蔽」することを著しく容易にさせている。
  • 政府による医療補助(保険医療制度)が、医師たちによる過剰医療をさらに強烈に加速する状況を創出している。医師らを中心とする医療業界関係者は、「過剰医療」を繰り返すことを通して、社会保険料や消費税という形であらゆる日本国民から所得を吸い上げ続け、その結果、日本国民全員が貧困化し続ける事態となった。
  • 人々は医師というと医療全般をよく知っていると思っているが、多忙な医師たちは自分の専門分野以外の知識は医学部で学んだときから更新されていないことが多い。新しいタイプのワクチンの作用機序を知らない医師は少なくない。
  • 強欲資本主義の下でワクチンは医薬品というより一種の国際戦略商品と化している。
  • がん検診が社会全体の死亡確率を低下させるという、信頼性の高いエビデンスは得られていない。がんのスクリーニング検査には、必ず偽陽性が存在する。大血管障害のリスクを拾い上げる、メタボ検診の効果も不明。近代医療は本当に人を幸せにするのか❗️❓

 医療従事者同様、業界全体として大きな破壊をもたらしている業界に従事する人々は、自らの業界がもたらしている公的被害の内実を過不足なく認識し、その緩和を目指す「責任」を自覚することが求められています。こうした精神的態度と認識が、それぞれの業界で求められる「職業倫理」の根幹です。医療業界は、「適正医療」とは何なのかを誠実に探究し続ける責務を負っているのです。そして、患者個人の総合的な健康と幸福に貢献することこそが、その医療行為の目的なのだという倫理的な認識を持つことが必要不可欠です。一人でも多くの医療関係者、国民が本書を読んで過剰医療の闇を深く認識しないと、日本は衰弱し凋落し続けるのではないかと思いました👊

📚 きょうから始めるコロナワクチン解毒17の方法 打ってしまったワクチンから逃げ切る完全ガイド
著者:井上正康
発売日:2023年11月30日

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評価 :5/5。

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コロナワクチン解毒17の方法

 コロナワクチンは遺伝子ワクチンであり、その有害な作用について、そして解毒法について書かれています。抗酸化物質や食物繊維の摂取、断食、脳の活性化、血管マッサージなどがワクチン解毒に有効なようです。ワクチン後遺症だけでなく、健康全般にも役立ちます。

  • あらゆるウイルス感染症に対する基本は「自分の免疫力で戦うこと」である。自然免疫液性免疫細胞性免疫という3つの防御機能が総合的に働くことで人体を守っている。
  • 従来の「生ワクチン」や「不活化ワクチン」は、細菌やウイルスなどの病原体を紫外線照射や化学的処理で不活性化したり弱毒化させてつくられている。これに対して今回のワクチンは、新型コロナウイルスの遺伝子(mRNA)を使用している。短期間で分解されないように加工したものが、今回のmRNAワクチンである。
  • mRNAワクチンがヒトの細胞内で産生したスパイクタンパク質は、ACE2という血管壁の酵素タンパクに結合し、血栓症血管病態(心筋炎や脳血管障害など)を誘起したり、体内の全ての細胞が自己免疫反応を起こすなど、複雑で多様な病態が明らかになっている。
  • ファイザー社のmRNAワクチンは未だに臨床試験で有効性が実証されていない。期待された予防効果はなく、逆に接種回数と死亡者数が正の相関を示している。
  • 筋肉内接種型のmRNAワクチンは免疫系を抑制してさまざまな感染症や癌を誘発させやるくすることが、国際論文でも報告されている。
  • コロナウイルスのスパイクや遺伝子ワクチンが産生するスパイクには、エストロゲン受容体様活性があり、エストロゲンによって加速されるがん細胞が増殖しやすくなり、それが、乳がん子宮がん卵巣がん悪性リンパ腫などが増えている原因と考えられている。月経異常も起こる。
  • mRNAワクチンの遺伝情報がヒトの遺伝子に逆転写される可能性は、早くから指摘されていた。白血球がこれを異物として認識すれば、スパイクを産生している細胞を常に攻撃し続け、自己免疫性疾患を引き起こす可能性がある。
  • mRNAワクチンには存在してはならないプラスミドDNAが大量に混入していたことがわかった(モデルナ0.03%〜、ファイザー0.3〜35%)。これにより遺伝子組み換えが起こる危険性があり、発がんする場合もある。
  • mRNAワクチンの得体の知れない作用でワクチン後遺症に苦しむ多数の薬害患者を生み、多くの国民が生命を落とすことになった。さらに、卵巣や精巣といった次世代を生むための大事な臓器にも遺伝子ワクチンが蓄積して細胞を障害している。
  • 現在新たに12種類以上のmRNA型インフルエンザワクチンが開発されつつあり、世界初の大規模治験として日本人に接種されるのは時間の問題となっている。mRNAワクチン専用の国内製造工場がすでに福島県南相馬市に完成し、稼働が始まっている。
  • 自己増殖可能な次世代型レプリコンワクチンは、自己増殖能を獲得した新型擬似ウイルスと考えることができる。からだの中の細胞は、エクソソームと呼ばれる細胞膜に包まれたカプセル状の微小胞を分泌している。この中には遺伝子情報(RNA)や酵素タンパクなどが含まれており、細胞間で情報伝達している。エクソソームが呼気、母乳、唾液、精液、汗などから体外へ排出されれば、ワクチン接種者から他者へ「擬似ウイルス」を感染させられる可能性がある(シェディングと呼ばれる現象)。
  • 緑茶に含まれる「カテキン」やその仲間である「エピガロカテキンガレートには抗酸化作用がある。後者はコロナウイルスのスパイクに結合し、スパイクがACE2と結合する反応を阻害する。
  • カレーのルーなどに含まれる「ターメリック」というスパイスと新型コロナのスパイクタンパクと結合することで、スパイクがACE2と結合することを阻害する。
  • 昔から「ミカンをたくさん食べると、風邪を引きにくい」と言われてきた。柑橘類に含まれる「ノビレチン」という成分もコロナのスパイクタンパクに結合し、予防作用を発揮する。
  • 納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」と呼ばれるタンパク分解酵素が、血栓を溶かして血流を改善し、コロナやmRNAワクチンで産生されたスパイクタンパクも分解する。
  • 海藻などの水溶性食物繊維や根菜類の不溶性食物繊維を摂取する。腸内細菌は、食物繊維を分解して短鎖脂肪酸を産生する。短鎖脂肪酸は体脂肪の蓄積抑制、基礎代謝亢進、ミネラル吸収促進、腸内フローラの多様性維持、腸での炎症を抑えて免疫の暴走抑制など、さまざまな作用がある。
  • 炎症が亢進している時には、抗酸化作用のある「グルタチオン」「ビタミンC」「ビタミンE」などのサプリメントを摂る。
  • 16時間断食(ファスティング)で、細胞の「オートファジー(自食作用)」を促進させる。細胞内に異常なタンパク質が蓄積した際に、分解して細胞内を正常に保つ。
  • 腸と脳を健全に保つことで、免疫系を総合的に制御している脳腸相関と呼ばれる仕組みを強化する。「握力」「顎力」「歩行力」をしっかり機能させることで、脳の神経細胞が活動してエネルギー消費が増え、酸素と栄養が補給されることで、脳の動脈も刺激されて機能し続けることができる。脳の活性化を通して免疫力を向上させる。
  • 人は血管とともに老いる」といわれている。切れると失血死する動脈は深いところに、浅いところには静脈が走っている。深い部分にある動脈をマッサージすることで、動脈、静脈、リンパがすべて一気通貫でマッサージされて血栓症の予防になる。深い部分の動脈に圧がかかるように、自分の指で皮膚を骨に向かって押し付ける。
  • mRNAワクチンの接種を繰り返すとIgG4抗体が激増する。IgG4抗体は「非炎症誘導性抗体」と呼ばれ、これが増えてくると免疫能力が低下した状態になる。帯状疱疹などの内因性ウイルスの活性化や日和見感染が増加し、「がん免疫」が抑制される
  • 遺伝子ワクチンは、有効性も安全性も確立されていない段階で緊急承認してしまった。”利益がリスクに勝るので打て”と言うが、その根拠は全くの不明である。

 医療とは、私たちがもともと持っている自己治癒力をほんの少し補助するものにすぎません。医療や医薬に対して過剰な期待を抱くべきではありません。医薬品でなんでも解決できるというのは幻想なのです

📚 ウイルス学者の絶望
著者:宮沢孝幸
発売日:2023年2月10日

おすすめ度:

評価 :5/5。

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ウイルス学者の絶望

 本書は京大ウイルス研准教授でウイルス研究の第一人者からの最新の科学的知見です。免疫学の知識がないと難しいですが、メディアで決して報道されない正確な知見が述べられています。新型コロナウイルスとmRNAワクチンについて、事実を知りたい人にとっては、役に立ちます。

  • 特定の病原体に対する免疫を強力に誘導すれば、変異ウイルスや他の病原体に対する免疫が弱くなり、逆効果になってしまう可能性がある。
  • 免疫を強力に誘導すれば、免疫が自分を間違って攻撃する(自己免疫と呼ぶ)可能性が高まる。自己免疫類似疾患が発生したという症例報告がある。
  • 2回目接種以降のブースター接種によってワクチンを取り込んだ細胞がスパイクタンパク質をつくり出すようになると、先の2回の接種によってすでに誘導された免疫(細胞傷害性T細胞)が、その細胞をウイルス感染細胞だと誤認識して、攻撃するようになる、つまり、自分が攻撃される危険性が考えられる。
  • mRNAワクチンによって大量につくり出されるスパイクタンパク質自体に血管を傷つける毒性がある。
  • ワクチンによってスパイクタンパク質をつくり出すようになった細胞に、誘導した抗体が結合して、補体やNK細胞によって攻撃されるリスクもある(抗体依存性細胞傷害[ADCC]という)。
  • 新型コロナウイルスのスパイクタンパク質は何度も変異するため、新たに変異体が出てくるたびにスパイクタンパク質に合わせたmRNAワクチンを接種するという”いたちごっこ”になる。
  • インフルエンザワクチン(不活化ワクチン)とのW接種のリスクは不明。
  • 新型コロナワクチンで健康被害が起きた場合、その損失(訴訟費用や賠償金)を政府が製薬会社に代わって補償する契約を締結することができる法律が成立し、施行されていた。
  • 一般的な不織布マスク(サージカルマスク)の編み目は5μm程度であり、エアロゾル感染を防ぐことはあまりない。感染対策はマスクよりも換気が大切。
  • ワクチンではスパイクタンパク質に対する免疫しかできないが、感染するとコロナウイルスを構成する多種類のタンパク質に対する免疫が誘導される。オミクロン変異体は子どもに対する病原性が低いので、これからの人生を考えた場合、今のうちにかかっておいた方がよいとも言える。欧州の子どもたちの多くは自然感染で免疫をつけた。
  • PCR検査で「陽性=感染性あり」ということではない。感染にはたくさんの数のウイルス粒子が必要であり、感度を目いいっぱい上げて1粒子を検出したところで、感染性があるのかどうかなど分からない。
  • 有史以来、ずっと人はウィズコロナだった。
  • 「バカは風邪をひかない」とは、快活な人は普段からウイルスに暴露される機会が多いことで、自然免疫の応答性が上がる。一方、ウイルスを怖がってステイホームを続けていると、自然免疫の活性が下がってしまう。
  • 抗体を強力に誘導するワクチンを接種して、良い抗体(中和抗体)と悪い抗体(非中和抗体)もできてしまう。血中に非中和抗体が増えすぎて、かつスパイクタンパク質やウイルスが血中に増えたときには、これらが団子状になってできる抗原抗体複合体によって高熱や激しい炎症反応、最悪の場合サイトカインストーム(サイトカインの大量産生による障害)を引き起こす可能性がある。
  • オミクロン変異体はもう十分に弱毒化していて、実質的には普通の風邪である。重症化する人の確率はほとんどインフルエンザ以下である。ウイルスよりも若者に心筋炎を起こすようなワクチンが怖い。
  • 妊娠期に免疫のバランスを巧妙にとっている体内に、免疫を強力に動かすmRNAワクチンを接種することが安全であるという保証はない。
  • 新型コロナウイルスは子どもや妊婦にとって「ワクチンのリスクを背負ってでも防がなければならない」というほどの感染症ではない。今回のコロナ騒動は医療利権と政治が招いた災禍である。

 mRNAワクチンの接種で誘導される抗体(非中和抗体)によって、感染増強が起こることはあり得る。抗原抗体複合体によって、病態増悪もあり得る、だそうです。宮沢先生はコロナ騒動を一刻も早く終わらせたい、と望んで戦っています❗️

📚 精神科は、今日もやりたい放題 医者が教える、過激ながらも大切な話
著者:内海聡
発売日:2018年8月3日

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評価 :5/5。

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精神科は今日も、やりたい放題

 なぜ日本でここまで精神科や心療内科が拡大したのか、メンタルヘルスにかかわる人が増えたのか、周囲に精神疾患で治らない人がほとんどなのか、そのことがこの本には書かれています。

  • 精神医学、心理学の発祥と起源は優生学という概念にたどりつく。それらの目的は人を救うという点ではなく、人を矯正、洗脳し、問題行動を示すすべてのものを排除しようとするものであり、これは人権侵害につながる。
  • 精神医学の疾患理論、薬物理論は現在でも仮説であり、証明されたり因果関係を導けたりするものが何一つない。精神科医の診断は人それぞれバラバラで、何の評価基準もなく、すべて主観によって左右されている。
  • DSM(精神疾患の診断と統計マニュアル)というアメリカの精神科診断基準は、製薬会社と精神医療が儲かるように診断基準を設定してきた。
  • 精神病院には若い人や中堅層の患者さんが多いにも関わらず、精神薬の大量療法によって多くの患者が入院後死亡している。都内不審死から続々と精神薬が検出されている(自殺目的の大量服薬ではない)。
  • 精神科の措置入院医療保護入院のさせ方は違法行為であることが多数ある。精神科医は自らの患者を自分の思い描く人格になるまで薬漬けにし続ける。
  • 日本は世界における精神薬の在庫処分状と化しており、ベンゾジアゼピン系(安定剤、睡眠薬として用いられる)でみれば、世界一の精神薬消費国となっている。
  • セロトニンやドーパミンが精神病に関係するのではないかというモノアミン仮説に基づき精神薬は作られてきたが、この仮説はすでに否定されている。脳内のセロトニン濃度を測定することもできない。うつ病でセロトニン濃度が低いという理論そのものが非科学的である。
  • 日本うつ病学会の前理事長も過去に、「どの薬も恐ろしい副作用はなく、抗うつ薬は一番安全性が高い」と利権を保つためにウソ偽りを述べていた。
  • 早期介入、早期支援プロジェクトとは、「精神病や精神的に問題ある人を早く見つけ」、「早く精神病院に連れていき、早く薬を飲ませて安定させる」、「早く福祉施設に入れて障害者として作業所などで働かせる」という一大詐欺である。学校で少し異質な子どもは、すべて精神疾患であると扱われる。
  • 教育現場で発達障害アスペルガーを見つけるのに躍起になっており、行動や思考の傾向のみの判断で精神科へ紹介され、精神薬を飲まされるというのがパターンになっている。
  • ADHD(注意欠陥多動性障害)治療薬は、ほとんど覚醒剤である。
  • 医療用精神薬は覚醒剤や麻薬や麻酔薬もどきの物質なので、量が多かったり長期内服すれば、必ずうつ状態や認知機能低下(医療薬物性うつ)をもたらす。
  • 生理的な気分変動を双極性障害(躁うつ病)気分変調症だとする診断が近年爆発的に増えたが、これは病気の売り込みや薬の販売作戦であり、一番の目的は抗うつ薬の副作用をごまかすことである。
  • 強迫性障害(強迫観念、強迫行為)にも科学的データはないのに、脳の病気であり、投薬が必要とされる。薬物の副作用にも関わらず、強迫性障害と診断されるケースも多い。
  • 何かについての不安を持っているだけで不安障害、それが社会的なことであれば社会不安障害とされる。日本の抗不安薬売り上げはダントツ世界一位。
  • アメリカ精神医学会と製薬会社が総出で、病気でないものを病気にしようと躍起になっている。疾患を作り出すことに関して、精神医学に並ぶものはない。
  • トラウマを抱えていない人間などほぼいないのに、PTSD(心的外傷後ストレス症候群)と診断され、治療対象となる。
  • 摂食障害といわれる病気もある。食欲がないだけで拒食症、やけ食いをしているだけで過食症と診断され、投薬治療が始まる。
  • 統合失調症(昔は精神分裂病といった)の妄想、幻覚(幻聴)、思考の解体(支離滅裂であること)も精神科医の主観により決まり、科学的根拠は一切ない。本人の意志ではなく、「家族の理解を超えている=異常者」という意見から、有名精神科医が統合失調症と診断し、強力な薬を処方されることもある。
  • 薬の副作用で薬剤性精神病となり、擬似統合失調症にされてしまうケースも非常に多い。

 子どもを精神障害呼ばわりして、精神科医と共同で薬漬けにする自己都合的な親も多いようです。いったん精神病院に入れば、社会復帰への道は極端に狭くなります。精神薬のすべては猛毒であり、取り返しのつかない依存性を持ち、脳を破壊します。精神科を受診する前に、そもそも病気であるか、社会の常識に惑わされていないか、働きすぎではないか、症状改善するためにできることはないか(運動、断食、修行など)、日常生活や食生活に問題がないか、十分に検討してみることが大切でしょう。「精神科は怖くない」「精神科は精神を治してくれる」という誤ったイメージが浸透していますが、筆者は精神科は不要であると断言しています🙃

📚 医学不要論
著者:内海聡
発売日:2018年3月28日

おすすめ度:

評価 :5/5。

🎉🌟


医学不要論

 タイトルが衝撃的な本ですが、mRNAワクチンの副作用が多く認められたり、医療費が国家の財政を圧迫しており、そのツケが増税という形で国民に跳ね返ってくる現状、そして現代医学が人々を幸福にしているのか、という根本問題を考える上で参考になることが書かれています。

  • 現代(西洋)医学の基本的な姿勢は「対症療法」(アロパシー)、つまり、本質的に治すのではなく、「その場をしのぐ」ことである。
  • 医学業界「イガクムラ」を構成しているのは、厚生労働省、医師会、学会、病院協会、製薬会社、さらには患者会、家族会、病気啓蒙を行う慈善団体、NPO法人、人権団体、医療ジャーナリスト、医学雑誌社などにも大利権産業の手下ともいえる人々がたくさんいる。根本的行動原理は「カネ」であり、「人々のため」という概念など存在しない。
  • 先進国において最も多い病気であり死因であるものは「医原病」(医療行為が原因で生じる病気)である。人々が信じている論文や研究は常にねつ造と情報操作に満ちている。
  • ガン、動脈硬化性疾患、膠原病、アレルギーや現在、原因が特定されていない多くの疾患は、かつて人間がこれほどまでにかかる病気ではなかった。
  • 現代の薬の大半は対症療法(アロパシー)を目的として作られてきた。
  • ウイルス疾患が主体の風邪症状に、抗生物質が効くわけはなく、むしろ悪化要因になる。
  • 代替療法には大いなる可能性があるが、誇大主張や落とし穴や不完全さ、また得手不得手があることを忘れてはいけない。
  • 現代人の避けられない社会毒(薬物、農薬、食品添加物(保存料、着色料その他)、遺伝子組換え食品、環境ホルモン、毒性元素(塩素、フッ素、ヒ素、水銀、アルミニウム、有機リン)、殺虫剤、洗剤、漂白剤その他、石油精製物質(薬、プラスチックなど)、強力な電気、電磁波、工業系有害物質、住宅系有害物質、大気汚染物質、人為的放射能、砂糖、人工甘味料など
  • 難病、ガン、自己免疫疾患など、現代において急増している病気たちは土壌がすべて同じであり、社会毒の排毒、栄養素の補給、体力・免疫力の強靭化によってこそ本質的な治癒に至る可能性が高まる。

 私たちは症状を和らげたり、特定の検査値を改善させることを目的に薬を飲みますが、その代償に全身の細胞に対して予期せぬ(副)作用を及ぼしていることを考えるべきです。健康を獲得したいと願うなら、まず徹底的に知ること、勉強すること、理解することが大事だと著者は言います。医学や医者を盲信しない❗️❗️

📚 つらい不調が続いたら慢性状咽頭炎を治しなさい
著者:堀田修
発売日:2018年2月17日

おすすめ度:

評価 :5/5。

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つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい

 著者は腎臓内科医としてIgA腎症の臨床と研究に携わってこられました。そして、慢性上咽頭炎という疾患概念を知り、「IgA腎症患者が風邪により血尿を引き起こす謎」が解けられたとのこと。そして、慢性上咽頭炎を治す、最も効果的な方法として、上咽頭擦過療法EAT: Epipharyngeal Abrasive Therapy 通称Bスポット療法)を推奨しています。EATの作用として、以下が挙げられています。

  1. 抗炎症作用
    上咽頭にいるリンパ球により退治仕切れなかったウイルスや細菌を倒し、血流への侵入を防ぐ。炎症が治まることで関連痛や上咽頭炎の影響を受ける筋肉の緊張がほぐれる。
  2. 瀉血作用
    上咽頭の拡張した細静脈叢からの出血で、うっ血状態が改善され、脳リンパ流が改善し、脳の老廃物が下水道を通ってスムーズに排泄されるようになり、視床下部や大脳辺縁系を代表とする神経・内分泌系の異常の改善につながる。
  3. 迷走神経刺激作用
    迷走神経(副交感神経の大部分を含む)線維が豊富な上咽頭を刺激すると、刺激が脳幹に伝達され、アセチルコリン作動性の抗炎症経路を活性化し、異常な免疫反応を抑制する。

 なぜ、慢性上咽頭炎が「万病のもと」になるのかというと、① 慢性上咽頭炎そのもの、あるいは炎症の放散による症状神経内分泌系(特に自律神経系)の乱れを介した症状免疫機序を介した二次疾患 などのメカニズムを介して異なる病態を引き起こすためです。代表的な症状はそれぞれ、① 頭痛、後鼻漏、肩こり、首こり、慢性咳嗽、咽頭違和感、咽頭痛、鼻閉、慢性痰 ② 浮動性めまい、全身倦怠感、過敏性腸症候群、胃部不快感、うつ、しびれ、不眠症、微熱、全身痛、むずむず脚症候群、不安障害、起立性調節障害 ③ IgA腎症、掌蹠膿疱症、アトピー、反応性関節炎、関節リウマチ、慢性湿疹、乾癬、胸肋鎖骨関節過形成、強皮症、潰瘍性大腸炎、など。
 免疫系、自律神経系、内分泌系はわたしたちが健康な生活を営むために極めて重要な三大調節系であり、上咽頭はこの三つの調整系の全てに関わっており、まさに「健康の土台」と言えます。高価な薬を使って対症療法を継続するより、EATによって傾いた健康の土台を修繕することが大切かもしれません。副作用がほとんどなく、気軽に治療ができるので、試してみる価値大です✊

📚 堀口申作のBスポット療法
著者:堀口申作
発売日:2018年11月30日

おすすめ度:

評価 :4.5/5。

堀口申作のBスポット療法

 Bスポット療法(慢性上咽頭炎の治療)を最初に提唱された、元東京医科歯科大学教授の著作です。もともと「かぜ」をひきやすかった著者が、かぜをひいたときに感じるのどの奥の「イガイガ」の正体を突きとめたいという気持ちから、「かぜの根源たるBスポットの炎症の治療に挑む」ことをライフワークとされ、多くの臨床的な成果を挙げられました。
 Bスポットとは鼻咽腔(上咽頭のことを昔はこういった)を一般の人が分かりやすいようにイニシャルをとって命名されたそうです。Bスポットの炎症を抑えることで、①自律神経制御作用 ②病巣感染に対する作用(遠隔部位の疾患(第二次疾患)に対する原疾患の治療効果)がもたらされると著者は考察されています。自覚症状があるのに病名がはっきりしなかったり、病名はついても治療法の決め手がない病気をBスポット療法で治療させた症例を多く紹介されています。頭痛、顔の痛み、肩こり、浮動性めまい、低血圧、自律神経失調症、神経症、心身症、チック症、リウマチ、扁桃炎、糖尿病、膠原病、アレルギー、ぜんそく、口内炎、歯痛、歯性膿漏、胃潰瘍、咽喉頭異常感症など。
 上咽頭と全身症状との関連について、科学的に証明することが十分にできなかったため、1980年台以降、一旦医療の舞台から姿を消したそうです。診療報酬が極めて低いため、医師から見向きもされなかった点もあるでしょう。しかし、著者が言うように、治療方法が簡単で副作用もなく、病気予防やさまざまな全身症状の改善が期待できます。最近多くの耳鼻科医が注目し、実践しているクリニックも増えているようであり、僕の考えとも一致するので、自分でも実践したいと思います❗️
 

📚 80歳の壁
著者:和田秀樹
発売日:2022年3月28日

おすすめ度:

評価 :4.5/5。


 人生100年時代だが、健康寿命/平均寿命は男性72歳/81歳、女性75歳/87歳。つまり、男性は9年間、女性は12年間、病気や認知症で寝たきりになったり、誰かに介助されたりしながら生きることになるそうです。人生の最期に幸せであるか、不満足であるかは考え方次第であり、著者は老いを受け入れ、できることを大事にするのを勧めています。

  • 80歳を過ぎたらガンがある。それに気づかない人も多い。生活に支障のないガンもある。
  • 年を取るとガンの進行が遅くなるため、放っておいても大丈夫なケースは意外と多い。
  • 我慢を強いられてのストレスフルな生活より、好きなことをして気楽に生きる生活のほうが、免疫力が高まる。これがガンの進行を遅くする。
  • 認知症は必ずやってくる。ならばいまのうちにしたいことをする。
  • 薬や健診は寿命を大きく延ばすものではなく、高齢になったら健康診断はしなくても良い。健診で異常値でも病気にならない人もいる。
  • 2020年新型コロナウイルスの影響で、病院に行く人が大幅に減ったが、日本人の死亡数は減った。
  • 2007年に財政破綻した夕張市で唯一の市立総合病院が閉院。しかし、重病で苦しむ人が増えることはなく、死亡率の悪化も見られなかった。「ガン、心臓病、肺炎」は減り、「老衰」でなくなる人が増えた。
  • 闘病か「共病」(病気を受け入れ、共に生きる)か、患者さんが選択するしかない。
  • 医師は「健康の専門家」ではなく「臓器の専門家」であり、臓器別診療は高齢者には悪い方向に転がる方が多い。
  • 薬は必要最小限に。飲み過ぎは毒である。血圧、血糖値、コレステロール値を下げても免疫機能が落ちるため、日本人死因1位のガンのリスクは高まる。
  • 栄養状態がよくなった現代では、動脈瘤がない限り、血圧200でも破れることはない。
  • 医学は不完全なもの。いまの常識が、数年後には非常識になることもある。だから、自分の思い通りに生きる。

 長生きが大事なのか、残りの人生が大事なのか、これは自分にしか決められない選択です。明日死んでも後悔しないために、嫌なことを我慢せず、好きなことだけをするのも良いかもしれませんね。

📚 ガンになりたくなければコンビニ食をやめろ!
著者:吉野敏明
発売日:2022年12月21日

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評価 :4.5/5。

ガンになりたくなければコンビニ食をやめろ!

 日本の食と医療の世界には多くの「闇」が存在します。「ビッグファーマ」と呼ばれる世界的医療・製薬メーカー、「闇の政府」「ディープステート」などと呼ばれる、国際金融資本を母体とする勢力が、日本の医療業界、食の世界を支配しているのです。患者を治療する医療関係者よりも製薬メーカーの方が上位の立場で強い権限を持っており、大半の医師や薬剤師は、意識的、時として無意識に製薬メーカーの指示通りに活動しています。現代の医師は「病気を治す専門家」ではありますが、健康になるための手段を把握していないのです。吉野先生は、日本人が食の真実を知って、正しい食生活を送り、健康を取り戻すべく、日本の食の裏事情をこの本で説明しています。一部を以下に紹介します。

  • がんを発症した患者の方の食生活を聞いてみると、ほぼ全員が甘いお菓子、ポテトチップスやフライドポテトなどのトランス脂肪酸を含むもの、インスタント食品や加工食品などの食品添加物を含むものを常食としている。
  • 1970年代後半から日本では、パーキンソン病、リウマチ、線維筋痛症、IgA腎症といった自己免疫性疾患が急増しているが、その頃、全国各地にコンビニやファーストフード店が林立しはじめた。
  • 英語圏には「ultra-processed food(超加工食品) カップラーメンやレトルト品、コンビニで販売されている弁当など」という、添加物が多く含まれている食品を危険視する言葉があるが、日本語には同様の単語はない。
  • 現在、インターネット上で添加物の危険性を証明するデータの多くが消去されており、情報規制が行われている。
  • 大手食品メーカー側は多くの政治家と癒着しており、日本の食の事情の告発を試みた人物を容易に社会的に抹殺する。
  • 養鶏場では現在、「F1種」と呼ばれる生殖能力を持たないヒヨコを購入して育てるという形式が主流となりつつある。F1種は遺伝子組み換えが行われているのは明らかである。
  • 科学論文には「遺伝子組み換え・不妊」と検索すると、とてつもない事例がヒットする一方で、検索エンジンでは「遺伝子組み換え食品による不妊」という検索結果が一切現れない。
  • 乳がんと卵巣がん患者の多くが、日常的に乳製品を多量に摂取している。最近の畜産農家では、抗生剤やホルモン剤を使用しているため、乳製品を摂取すると体調不良の原因にもなる。
  • アメリカの畜産業者は、日本向けの牛を育てる際、肉質を柔らかくするために「エストロゲン」という発がん性を持つホルモン剤を使用している。
  • 牛や豚の屠殺後に食用とならない部位は、レンダリングという食料廃棄物処理(高圧蒸気で加熱消毒後に、薬品で腐敗臭を消し去り、増粘多糖類で固形状にし、調味料や香料、アミノ酸などを添加して、加工される)が施される。アメリカからも輸入されて、日本人の胃袋をゴミ箱代わりにして始末されている。
  • 良質な家畜の肉を原材料にして本来の製造法で作られたハムやソーセージは、1本数千円の高級食品である。
  • コーヒーフレッシュは、トランス脂肪酸が含まれた油と水を界面活性剤(洗剤と同質の成分)を使って、混ぜ合わせたものである。
  • 日本人の食品添加物と小麦などのグルテン、トランス脂肪酸の摂取量とがん発症数の増加は完全にリンクしている。
  • 日本は、マスク着用率世界一、ワクチン接種率世界一、PCR陽性率世界一!

 吉野先生は2022年夏の参議院選挙に出馬後に、自身が16年以上経営した医療法人を退職することになったそうです。どのような状況になっても、絶対に諦めないという強固な信念を持ち続けているということで、抹殺覚悟で、この本でも思っていることを赤裸々に暴露されています。ぜひ、食に対して危機感を持ちましょう!

📚 新型コロナ感染症の真実
著者:ドクター・ジョセフ・マーコーラ/ロニー・カミンズ
発売日:2022年11月1日

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評価 :4.5/5。

新型コロナ感染症の真実

 この本では、テレビや新聞では絶対に報道されない新型コロナウイルスの裏側が解説されており、その一部を紹介したいと思います。巻末には根拠となる文献の情報もまとめられています。政府や専門家と称する人物がいつも事実を述べているわけではありません。その背景を知った上で、自分の頭で考えてください。

  • 数千人のウイルス学者、遺伝子工学者、軍事科学者、バイオテクノロジー起業家からなる影の国際的ネットワークは、生物兵器防衛とか生物医学とかワクチン研究といった名目で、機能獲得実験なる婉曲表現のもと、民間あるいは軍事用の研究施設でウイルス、細菌、微生物の兵器化を行ってきた。
  • この危険な機能獲得研究(遺伝子操作を伴う)から有効なワクチンや薬剤がもたらされた事例は皆無である。
  • アメリカを拠点とする機能獲得研究があまりに危険であるとして2014年から2017年にかけて一時的に禁止された後も、ビッグ・ファーマや、アンソニー・ファウチ率いるアメリカ国立衛生研究所(NIH)が、武漢での研究に資金提供をしていた。
  • 新型コロナ感染症パンデミックは、ビル・ゲイツ、WHO、世界経済フォーラム(WEF)など非常に裕福で力のあるグループによって以前から予想され、そして彼らの権力、富、支配力を劇的に増強させる道具として利用された。
  • コロナ危機の影響により、大量の失業、飢餓、中小企業の崩壊、学校の閉鎖、大衆不安、社会的孤立、前例のない政治の二極化が生じる一方で、億万長者と言われる富裕層がさらに繁栄している。
  • 世界の諸問題に対するビル・ゲイツの答えは、化学農業とGMO(遺伝子組み換え作物)、薬剤とワクチンなど、一貫して中毒性の強いメソッド、そして様々な監視技術を用いて企業利益を上げることを意図している。
  • ゲイツの描く未来では、誰もが政府が義務付けるワクチンを接種し、生体認証を持っている。この認証は、国家から付与された世界統一のデジタルIDに記録される。このIDは我々のあらゆる行動、経済活動と結び付き、違法と判断された人は直ちに政府や決済プロバイダーによって、システムから除外される。
  • 世界経済フォーラム、WHO、国連、そして彼らと手を結ぶ組織のリーダーたちは、長い年月にわたって、情報収集を通じて世界を監視・支配することで、トップクラスの富豪を除いた全人類の力と権利を奪う長期構想を温めてきた。この計画の真の目的は民主主義の支配から解き放たれたテクノロジー主導のディストピアを実現することにある。
新型コロナ感染症の真実
  • 新型コロナウイルス感染症とは、SARS-CoV-2ウイルスに感染し、発熱、咳、息切れを主徴とする重篤な呼吸器疾患を呈している人に対する臨床診断である。PCR検査では感染力のない不活性なウイルスと増殖可能な”生きた”ウイルスを区別できない。そして、ほとんどの検査機関では採取したRNAを過剰に増殖するため、健康な人でも陽性と判定されてしまう。したがって、検査で陽性であっても、その人が臨床的に感染している、病気である、または発症することを意味するものではない。
  • 過剰死亡数のかなりの部分が新型コロナウイルス感染状ではなく、ロックダウンの代償としての薬物の過剰摂取、うつ病、自殺によるものだと示す証拠が多々ある。
  • 日本政府の統計によれば、ロックダウンが導入されなかったにもかかわらず、2020年10月に自殺で亡くなった人の数が、年間を通して新型コロナウイルス感染症による死者数を上回った。
  • 薬やワクチンに頼らなくても、自分の健康を自分でコントロールし、本来持っている免疫力を高めることは可能である。
  • 加工食品は肥満、癌、2型糖尿病、心血管疾患などのリスクを高め、その結果、新型コロナウイルス感染症関連のリスクも高くなる。
  • オーガニックの自然食品による食事、運動、ストレス管理は免疫機能を強化する基本的な健康法である。そして、効果の高いサプリメント(ビタミンD、亜鉛、メラトニン、ビタミンC、ケルセチン、ビタミンB群)も存在する。
  • 「集団免疫とは、ワクチン接種、または過去の感染により獲得した免疫のいずれかによって集団が免疫を持つ場合に起こる、感染症からの間接的な防御である」という定義を2020年11月半ば、WHOは「『集団免疫』あるいは『人工免疫』は、ワクチン接種に用いられる概念で、一定の閾値に達すれば該当するウイルスから集団を守ることができるものである。」と変更した。つまり、WHOは集団免疫を達成する唯一の方法はワクチン接種であるとほのめかしているが、これは明白な誤りだ。
  • 医療機関は進んでビッグ・ファーマの奴隷となり、病気の根本的な原因に対処するのではなく、症状を治療している。

 世界の指導者が喧伝するパンデミック詐欺を終わらせなければ、日本と日本の子どもたちがますます不幸になります。今後もビル・ゲイツが予言する通りに、パンデミック詐欺は続きます。それに備えるためにも、本書からパンデミックの背景知識を得て、自然免疫力を高める良い健康習慣を実践して欲しいと思います。

📚 ロックフェラーに学ぶ悪の不老長寿
著者:船瀬俊介
発売日:2021年6月23日

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評価 :4.5/5。

 衝撃的なタイトルで現代医療の闇を告発した本です。西洋医学(薬物療法:アロパシー)がどのように成立して普及してきたのか、その歴史を知ることによって、私たちは医療や薬物に対して冷静な判断ができると思います。

  • 政治、経済、学問、メディア、全てを支配する”闇の支配者”をまず知らなければならない。地球の富を支配する1%の国家、教育、メディア。その1%をさらに支配する国際秘密結社フリーメイソン。その中枢のイルミナティ。その深奥を支配する13氏族。その中の二大ファミリーがロックフェラー、ロスチャイルド一族。
  • 肉食礼賛の”栄養学の父”フォイト、自然治癒力を否定した”医学の父”ウィルヒョウ。ロックフェラー財閥は彼らを権威づけし、近代医療利権を掌中におさめた。
  • 「病気とは、みずからの自然治癒力で治すものであり、医者はそれを介助するのみである」というのが医聖ヒポクラテスの考えであり、その後の医学は「生気論」の立場から、患者に、治療に向き合ってきた。
  • ”双頭の悪魔”ロックフェラー、ロスチャイルドは医療においても、その絶対支配を貫徹し、アメリカの医療をナチュロパシー(自然療法)ホメオパシー(同種療法)整体療法(オステオパシー)心理療法(サイコパシー)から、無理やりにアロパシー(薬物療法)へと変更した。アロパシーはからだにとって自然な治療法のすべてを禁じ、その代わりに化学薬品や危険な外科手術、長期間の入院を強制する。そして、ロックフェラーは医学教育と米国医師会を背後から支配した。
  • ユリカゴから墓場まで、現代医療は徹頭徹尾、国際医療マフィアに支配されている。
  • ロックフェラー、ロスチャイルド、英国王室、有名人やセレブたちはクスリを飲まない、医者にかからない、農薬に汚染された野菜は食べない、食品添加物まみれのジャンクフードを食べない、水道水を飲まない。そして、裏では密かにホメオパシー医療のみを受けている。ヨガ、呼吸、瞑想は世界のセレブが行う共通の健康法である。
  • スペイン風邪が流行した当時、ホメオパシーはアロパシーより27倍も患者の命を救うことができた。
  • アロパシーは薬剤などで症状を抑え生命力を弱める→症状を出させなくする。
    ホメオパシーはレメディで体毒を排泄させるなど生命力を高める→根本的に身体を治す。

 現代医学はロックフェラーなどが各国の伝統医学を排斥して、薬物療法によって医療利権を独占して成立したことが分かりました。そして、今の医療は人の持つ自然治癒力を無視して、薬物による対症療法であることも理解できました。卵も魚も食べないビーガンの人が世界中で増加しており、筆者も推薦しています。この点については、植物代替肉のリスクもありますし、良質な肉や魚を厳選して食べることは健康にも良い可能性があり、バランス感覚が大事なのかもしれません。いずれにしても、医療利権を支配している富裕層やハリウッド、スポーツ界のセレブたちはクスリや医者を信用していなくて、自然療法を行っているので、それが真実なのでしょう。我々もその健康法を実践した方が良さそうです👊

📚 医者に殺されない47の心得 必携版 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法
著者:近藤誠
発売日:2018年2月17日

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評価 :4.5/5。

 慶應義塾大学放射線科講師の著者が、医療や薬を遠ざけ、元気に長生きする心得を解説しています。

  • 医療もビジネス。日本の医者は病人をできるだけ増やして、病院に通わせないとやっていけない。
  • 血圧はやや高めのほうが、血液がきちんと体や脳のすみずみに届く。コレステロールは細胞を丈夫にするので「減らさない」ことが大事。
  • 病院によく行く人ほど、検査が増えて「異常」が見つかり、薬や治療で命を縮めやすい。ほとんどの薬に病気を治す力はないのに、副作用は大きい。
  • 日本は医療被曝大国。CT1回でも発がんリスクがある。CTの被曝線量はX線撮影の200〜300倍である。
  • 検診車のレントゲン装置は間接撮影なので、病院などに設置された直接撮影装置に比べて、被曝線量が3〜10倍多い。
  • がんの成長速度は人によって全く違う。がん病巣が人の命を奪うまで育つには、意外と時間がかかる。がんが大きくなるにつれて、成長スピードがスローダウンすることが多い。
  • 寿命を数ヶ月の幅で予想できるのは、体力ががんに負けて足腰が立たなくなったり、寝たきりになったりした場合。
  • 抗がん剤が「効く」というのは、単に「がんのしこりを一時的に小さくする」という意味である。
  • 第二次世界大戦までは日本人の死因の多くは胃腸炎、肺炎、結核などの感染症。戦後、栄養・衛生状態がよくなって、寿命がどんどん延びた。
  • 骨転移で痛む場所が一箇所の場合は、放射線照射で劇的に痛みを軽くすることができる。
  • 全身の細胞の新陳代謝を促す成長ホルモンなどの各種ホルモンは、睡眠中、とりわけ24時前後によく分泌される。毎日この時間帯に熟睡していると、骨や筋肉を丈夫にしたり、肌を修復したり、病気やけがの回復を順調にする。
  • 大人になってからも、スキンシップはストレスと不安の解消に効果絶大である。
  • しゃべって、笑って、食べて。口を動かすほど元気になる。よく歩く人ほどボケにくい。
  • ヨーロッパではインフルエンザでも病院に行く人は少なく、自宅で治す。世界に流通する抗インフルエンザ薬・タミフルの7割が日本に流れ、海外ではあり余っている。

 「一度に3種類以上の薬を出す医者を信用するな」「軽い風邪で抗生物質を出す医者を信用するな」「抗がん剤を使えば寿命が延びると言う医者を信用するな」など、言いにくいことをはっきりと言ってくれて、全てを鵜呑みにすることはできませんが、医療とは逆の極端な意見として参考になります。食品のことも極端であったり、運動習慣についてはあまり述べられていないという点もあるので、この本で述べられていることも参考にしつつ、バランスをとるのが良いと思いました👍🙃